おはら祭とは

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おはらとは

本家・鹿児島おはら祭の由来

「おはら祭」の名前の由来は、鹿児島の代表的民謡「おはら節」。この民謡が生まれた一節として、江戸時代の初めに、日向国・安久(現・宮崎県都城市)の武士が陣中で唄った唄を、鹿児島の原良(はらら)の武士が、帰国後、歌詞を作って歌い始め、それが鹿児島一円に広がるにつれ、原良に「お(小)」が付いて「小原良(オハラ)節」と呼ばれるようになりました。
この「おはら祭」は、昭和24年に「鹿児島市政60周年」を記念して始まり、鹿児島市とともに発展を遂げ、鹿児島の秋の風物詩として定着しました。総勢2万人を超える踊り手が、郷土民謡「おはら節」や「鹿児島ハンヤ節」そして近年では「渋谷・鹿児島おはら祭」で踊られています。
「渋谷音頭」の曲に合わせて、南九州随一の繁華街「天文館」一帯を練り踊る様子は圧巻で、鹿児島の人々の情熱や温かさ・優しさを肌で感じる場面に数多く出会います。
参考ホームページ
 鹿児島市観光サイト「よかとこかごんまナビ」
 http://www.kagoshima-yokanavi.jp/
お問い合わせ
 
鹿児島市総合案内コールセンター
 サンサンコールかごしま TEL:099-808-3333

渋谷・鹿児島おはら祭って?

渋谷・鹿児島おはら祭の由来

毎年5月中旬の土曜日・日曜日に、渋谷109前を車両通行止めにして、道玄坂・文化村通りをメイン会場に開催されます。まさに、南九州最大の「おはら祭」の東京・渋谷での再現です。
「渋谷」と「鹿児島」の縁(えにし)は古く、鎌倉時代に渋谷氏が所領を得て、一族をあげて薩摩に移住したとあります。「渋谷・鹿児島おはら祭」も、その流れをくむ「ふるさとへの思い」を強くするお祭りで、当時の渋谷区長と鹿児島出身の経済人のご尽力によって平成10年4月に始まった踊りパレードです。
「渋谷・鹿児島おはら祭」では、関東連・鹿児島連から、約2,000人超の踊り手が「おはら節」、「渋谷音頭」、「ハンヤ節」、「TOKYOオハラ」を踊りながらパレードが繰り広げられます。また、鹿児島の物産展や観光案内なども開かれています。平成12年には、渋谷区と鹿児島市との間で「防災協定」が締結されて"絆"がより深まり、これまで以上に交流が広がりました。
お問い合わせ
 
渋谷・鹿児島おはら祭実行委員会
 TEL:03-6712-7501
 E-mail:

渋谷と鹿児島の縁

渋谷で、なぜおはら? 渋谷と鹿児島は古くから深い結びつきがあった。

渋谷一族、薩摩に入国

渋谷一帯を所領する相模国の豪族渋谷氏は、源頼朝が鎌倉幕府を開いた後、源平合戦の功により、はるか薩摩の地、今の薩摩川内市あたりに所領を得て一族を挙げて移住しました。薩摩での渋谷家は五家に分かれ、土地の名を取って、入来院・祁答院・東郷・高城・鶴田の「氏」を名乗りました。この700年後に、東郷家から輩出されたのが東郷平八郎元帥です。

金王八幡宮

金王八幡宮は、渋谷一帯を所領としていた豪族渋谷氏の祖・河崎基家(かわさき もといえ)によって、寛治6年(1094年)に創建されました。その子・重家の時に「渋谷」の姓を賜り、これが今日の渋谷の地名の起源とされています。元は渋谷八幡宮と称されていましたが、後に重家の子・金王丸(こんのうまる)の名声に、ちなんで金王八幡宮と称されるようになりました。

東郷神社

東郷神社のご神体は、日露戦争の日本海大海戦で大勝利をおさめた連合艦隊司令長官 東郷平八郎元帥(1847 ~ 1934)です。東郷元帥は鹿児島に生まれました。没後には、祖先の地・渋谷に神社が建てられました。

薩摩藩渋谷藩邸

渋谷区広尾(現・國學院大学キャンパス)には、薩摩藩渋谷藩邸がありました。三田・高輪にあった江戸の薩摩藩邸は海の近くで、黒船の来航による砲撃の危険から、島津斉彬(しまづ なりあきら)は内陸部に新しく屋敷を求めました。篤姫(あつひめ)は、ここから江戸城へ輿入れしました。

忠犬ハチ公

帝展彫刻審査員で鹿児島出身の安藤照(あんどう てる)は渋谷の住人で、大のイヌ好きでした。昭和9年(1934年)に「忠犬ハチ公」の銅像を造りました。鹿児島市城山の西郷隆盛像は、安藤照によって昭和12年(1937年)に建立されました。なお、現在の渋谷のハチ公像は、照の子息の安藤士(あんどう たけし)の作品(昭和23年/1948年)です。

西郷橋・西郷山公園

渋谷区と目黒区の境の旧山手通りに、明治の初めに西郷隆盛・従道が渡った西郷橋があります。現在、隣接した西郷邸跡は、西郷山公園(目黒区)となっています。120有余年にもわたって、橋の名前に人名が残っているのは、きわめて少ない例といえます。

渋谷-鹿児島・2つの協定

渋谷・鹿児島おはら祭の絆

防災協定

平成12年4月、渋谷区と鹿児島市は、自然災害に対して、友愛精神にもとづき相互に応援するため「鹿児島市および渋谷区災害時相互応援に関する協定」を締結しました。

観光・文化協定

平成29年8月、渋谷区と鹿児島市は、双方の観光や文化の振興に寄与することを目的として「鹿児島市・渋谷区観光・文化交流協定」を締結しました。

踊ろう!おはら

踊り手本動画

「渋谷・鹿児島おはら祭」の審査委員長である花柳糸之先生の監修のもとに制作された「踊り手本動画」(当動画は、YouTube「渋谷でおはら公式チャンネル」にも掲載しています)および日本民踊・盆踊り「鳳蝶流」監修による動画を掲載しています。なお「渋谷発! ハンヤ節」については、基本的な踊りであり「渋谷・鹿児島おはら祭」においては、各連、自由な振付でご参加ください。

鹿児島おはら節
■監修■ 花柳糸之 審査委員長

■監修■ 日本民踊・盆踊り「鳳蝶流」

渋谷音頭
■監修■ 花柳糸之 審査委員長

■監修■ 日本民踊・盆踊り「鳳蝶流」

渋谷発! ハンヤ節
■監修■ 花柳糸之 審査委員長

鹿児島ハンヤ節
■監修■ 日本民踊・盆踊り「鳳蝶流」

TOKYOオハラ
■監修■ 日本民踊・盆踊り「鳳蝶流」

渋谷でおはら
YouTube公式チャンネル

「渋谷・鹿児島おはら祭」では、毎年5月に、渋谷の道玄坂・文化村通りを中心に、鹿児島の伝統的な踊りである「おはら節」や渋谷区の「渋谷音頭」などを、2,000人超の方々による踊りを披露しています。当公式チャンネルでは、踊りの基本となるお手本動画などを掲載しています。

 
渋谷でおはら YouTube公式チャンネル

渋谷・鹿児島おはら祭 振り返り

これまでの渋谷・鹿児島おはら祭

第28回 渋谷・鹿児島おはら祭 
2025年5月17日(土)~ 18日(日)
第27回 渋谷・鹿児島おはら祭 
2024年5月18日(土)~ 19日(日)
第26回 渋谷・鹿児島おはら祭 
2023年5月27日(土)~ 28日(日)
第25回 渋谷・鹿児島おはら祭 
2022年5月14日(土)~ 15日(日)
第22回 渋谷・鹿児島おはら祭 
2019年5月18日(土)~ 19日(日)
第21回 渋谷・鹿児島おはら祭 
2018年5月19日(土)~ 20日(日)
第20回 渋谷・鹿児島おはら祭 
2017年5月20日(土)~ 21日(日)

渋谷・鹿児島おはら祭